コラム
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2024.01.16
家づくりこんにちは、クレバリーホームです。長年暮らしてきたマイホーム。「耐震性や断熱性も心配だし、そろそろ建て替えようかな」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
また、「家を建て替えるのもいいけれど、リフォームの方がいいのかな?」と迷ってしまうこともありますよね。そこで今回は、家をリフォームするべきか、建て替えるべきか迷ったときに考えてみたいポイントを解説します。
目次
家を建て替えるべきか、リフォームするべきかで迷ったら、予算だけでなく「なぜ、今家に手を加えようと思ったのか」を改めて考えてみましょう。
リフォームは、今ある家をベースに改修していくためできる範囲がある程度限られてしまいます。また、リフォームの範囲が広くなれば、建替えとそれほど費用に違いがなくなるケースもあり得ます。
まずは、次の4つのチェックポイントを見直してみましょう。
リフォームや建て替えを考え始めるきっかけは人それぞれ。
まずは、ご自身がなぜリフォームや建て替えをしたいと思っているのかを改めて考えてみましょう。
・家が寒い/暑いから
・年齢を重ねて、夫婦2人暮らしや1人暮らしになり、必要な間取りが変わったから
・築年数が経ち、耐震性能に不安があるから
・キッチンやお風呂などの水回りに故障や不具合が出てきているから
などなど、リフォームや建て替えを考えるきっかけは様々ですが、間取りを変える場合。
木造住宅だと、取り除いてしまうと構造上、耐震性などが損なわれてしまう壁や柱も多くあります。そのため、フルリフォームで間取りを変えるには制約が出てしまいます。
また、2階建ての家で今まで生活していたけれど、平屋のように暮らしたいという場合。
間取りを大きく変えて、水回りもリフォームするとなると小さな平屋を建てるのとそれほど金額に違いがないというケースもあるでしょう。
どちらがいいのか、見積もりや相談をする前に「どんな家にしたいのか」という目的を明確化しておきましょう。
家の耐震性や断熱性能は、この10年ほどで大きく進化しています。
そのため、築30〜40年の家と今の家を比べると、耐震性は段違いに良くなっています。
断熱性も同様に、今の家の方が築年数の経っている家よりも高性能。家の見た目だけでなく、こうした性能に関して、今の時代に合わせたいという場合には、建替えの方がメリットが大きいと言えます。
リノベーションで耐震補強をすることももちろん可能ですが、築30〜40年ほどの家の場合。耐震補強できる部分にも限界があります。
リフォームやリノベーションで耐震補強や断熱リフォームをするくらいなら、建替えてしまった方がいいかもしれません。
住まいをリフォームや建て替えするとなったとき。一度考えてみたいのが、「これからその家でどのくらい長く住むか」という点です。
10〜15年ほどなら、リフォームで少しずつ手を加えながら住み続ける方が、コスト的にはメリットが大きいかもしれません。
一方で、また30年、40年と住み続けられる家にしたいと思った場合。
築年数が数十年の家の場合、多少の不安が残ります。耐震性などを担保するためにも、建て替えた方が安心でしょう。
家を建て替えるべきか、リフォームするべきか迷ったら、トータル予算を考える前にまずは「どんな暮らしを送りたいのか」を長期的な目線で考えてみましょう。
せっかくリフォームしても、次から次へとリフォームしたい場所が増え、結果的には家を1棟建てるのと金額がそれほど変わらなくなってしまうというケースも大いにあり得ます。
だからこそ、最初にしっかりと全体像を考えて、ベストな選択をすることが、大切なお金を無駄にしないための1番の方法です。
クレバリーホームには、住まいの建て替えのご相談にお越しくださるお客様も多いので、ぜひ気軽にご相談ください!